筋トレすると体は重くなる
筋トレをすると体が重くなる。
動きが鈍くなる。
だからアスリートはやらない方が良い。
こういった事を聞いたことあると思います。
アスリート兼トレーナーの僕の意見としては大間違いです。
ただしやり方を間違えてしまっては当てはまってしまいます。
正しいやり方で行えば、瞬発力は高まり、パワーもプラスされアスリートとしてのパフォーマンスは確実に上がるでしょう。
小、中学生の筋トレ
では、これは子供にも当てはまるのでしょうか。
この答えとしては筋トレは必要ないと考えます。
小、中学生が足を速くしたいのであれば筋トレは不可欠です。
それよりも筋トレは行わずに走るスキルを高める事に時間を割くべきです。
ただし足の速さではなく、パワーをつけたい、体幹を強くしたい、ジャンプ力を高めたいのであれば筋トレはありです。
自宅で出来る簡単なトレーニング
では実際にどんなトレーニングを行えば足は速くなるのでしょうか。
速く走りたいのであれば、速く動けるようになる事です。
間違ってもプランクと呼ばれるキープ系やスクワット、腹筋ではありません。
例えば
・その場で腿上げ30回
・その場で腕振り30回
・その場で足を上げずに小刻みに足を動かす30回
・足でじゃんけんのチョキを作って連続で入れ替える30回
これらの動きをとにかく早く出来るようになる事です。
簡単に説明できるトレーニングで言えば、このあたりになってしまいますが。
やってはいけないトレーニング
よくある間違ったトレーニングを紹介しておきます。
・上り坂ダッシュ
・砂浜ダッシュ
この2つはやってはいけません。
ただし普段から足を速くするトレーニング行っている選手であればありですが、行っていないのであればなしです。
理由は上り坂も砂浜も動きが遅いからです。
力、パワーはつきますがスピードは残念ながら高まりません。
上り坂を選ぶのであれば下り坂を
砂浜を選ぶのであれば陸上競技場を選びましょう。
今まで何もやって来なかった選手が考える事は筋トレでも、上り坂でも、砂浜でもなく
どうしたら手と足を速く動かせるようになるかです。
くれぐれも考え方を間違えないようにしましょう。
まとめ
高校生になって、大人になって骨の成長も止まってくれば、高重量でガンガン筋トレも取り入れていけますが小、中学生はまだまだ体は子供です。
自体重での筋トレは目的によってはありですが、足を速くしたいのであれば全く必要ありません。
筋トレはダメ、重くなる、遅くなるではありません。
世代や目的によっては筋トレが必要になります。
ワンランク上の選手になりたいなら筋トレは不可欠になってきます。
くれぐれも間違えないようにしましょう。
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