適切な知識がないと足は速くならない。

負けを知らなかった小学生時代

 

足は確実に速くなります。

 

もちろんどこまで速くなるかは、その選手のポテンシャルやどれくらい時間を割くかで変わってきますが、日々の積み重ねで確実に足は速くなります。

 

ただし適切な知識を持っている事が前提です。

 

ただ毎日、適当なメニューをこなしているだけでは残念ながら速くはなりません。

 

僕は中学生の頃、壁にぶつかりました。

 

小学生の頃は市の選抜のキャプテンを任されるほど順調にプレーしていましたが、中学生になると周りの選手の身体能力がぐんぐん伸びて、差はどんどん埋まり、そして抜かれてしまいました。

 

小学生のころ負ける事がなかった選手にも抜かれてしまいました。

 

サッカーセンス、フィジカル、持久力、テクニックとほとんどの要素では上のレベルでしたが、残念ながらスピードだけは圧倒的に遅く、致命的でした。

 

 

足が速くなるトレーニング

 

監督やコーチからも

「足が速ければ先輩の試合にも出せるのに」と言われていて

 

これではまずい。と思い、監督、コーチにどうしたら足が速くなるのかを相談しました。

 

そしていくつかのメニューを教えてもらいました。

 

これを毎日やれば足は速くなる!

先輩の試合にも出れる!

 

モチベーションは一気に高まり、ほぼ毎日メニューをこなしました。

 

教えてもらったメニューは

 

・スクワット 50回

・ランジ 30回

・バック走 20m10セット

・サイドステップ 20m5セットずつ

 

とにかく信じてやり続けました。

 

半年ほどはやったと思います。

 

 

適切な知識がないと足速くならない

 

トレーニングの結果はもちろん改善はありませんでした。

 

全くと言って良いほど足は速くなりませんでした。

 

まあ当然ですよね。

 

先ほどのメニューで足が速くなるはずがありません。

 

もちろん場合によっては、上記のようなメニューも取り入れる事はありますが、タイミングは違います。

 

当時はインターネットも普及していなかったので、監督、コーチのアドバイスを信じるしかありませんでした。

 

やれば良いわけではありません。

 

・足が速くなる理論

・どうして足が速い人と遅い人がいるのか

 

これらをしっかりと理解し、そして適切なメニューを行わないと速くなりません。

 

監督、コーチを攻めるわけではありませんが、もう少し勉強してほしかったし、分からないのであれば、素直に分からないと言って欲しかった。

 

 

まとめ

 

腕を振る、足を上げる、体を倒す

 

もちろん大切な要素です。

 

スクワット、ランジ、バック走、サイドステップ

 

メニューの中に取り入れる事もあります。

 

ですが人によって優先順位は異なります。

 

中学生時代の悔しい経験があったからこそ、今の自分があると思えば良かったですが、同じような経験は絶対にして欲しくないので、これからもどんどん情報を発信して、一人でも多くの選手の力になれたらと思います。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。